食品メーカーの営業ってどんな仕事をしてるのだろう?
やりがいって、どんなことがあるの?
このような疑問を解決します
この記事ではこんな事が解ります
- 食品メーカーがどこでどのような商談をしているのかが解ります
- やりがいは自分の目で確認できます
この記事を書いている人
食品メーカー営業の仕事内容
スーパーで陳列されている製品はどのような流通経路かご存じですか?
食品メーカーが直接店舗と商談することはありません。
スーパーの本部で新商品の提案やキャンペーンの提案などを商談します。
しかし、食品メーカーが全国の本部に行って商談することはありません。
直接本部と商談するメーカーもありますが、ほとんどのメーカーは食品卸と商談をします。
では、食品卸とどのような商談を行うか解説します。
食品問屋へ商談
そもそも食品問屋とは、食品メーカーと小売店の中間に立ち小売店向けに在庫や物流及び商談の調整を行うのが食品問屋です。
食品メーカーの営業マンは基本的に食品問屋の仕入担当者へ商談を行います。
商談内容は主に
- 新商品の提案
- 価格や導入協賛交渉
- プロモーションや特売の提案
食品メーカーから提案を受けた食品問屋の仕入担当は、自社の営業マンへ情報伝達します。
情報を受けた食品問屋の営業マンは、食品メーカーに代って小売店の食品バイヤーへ商談を行います。
食品問屋の営業マンに直接商談する場合もあるよ!
その場合、商品が導入される確率がグーンとあがります
食品問屋の営業マンと同行
食品問屋の営業マンから直接連絡を頂く事があります。
食品問屋の営業マンと同席し小売店のバイヤーと3者商談を行います。
食品メーカーが提案する内容は、商品コンセプトやターゲット層などマーケティングに近い内容が中心です。
3者商談の場合、商品導入率が格段に上がります。
食品問屋の営業マンに商談で呼ばれる為には、普段からコミュニケーションを取ってると声が掛かりやすいよ!
3者商談で食品メーカーがやってはいけない事をお伝えします。
それは、
食品メーカーは小売店に対して価格交渉は絶対にしない!
なぜなら、小売店に対して価格交渉ができるのは食品問屋だからです。
これを守らないと食品問屋の営業マンの顔に泥を塗る事になるので注意してくださいね。
小売店への直販営業
名前の通り食品商社を通さずに直接小売店と商談する事です。
- メリット
- 食品問屋を通さないので余分なマージンが掛からない
- デメリット
- 食品問屋機能も必要となる為、特に物流機能の確保が困難になる
食品メーカーは、製造した商品を幅広く流通させたい為に食品問屋を通すことが多いです。
食品メーカーへ営業
食品メーカー同業者へ原材料として提供します。
自社ブランドが世に出ないのがデメリットですが、数量が纏まって出荷できたり利益も確保しやすいのがメリットです。
商談相手は、食品メーカーの仕入担当がメインとなります。
食品メーカー営業のやりがい
- 自身が提案した商品が店舗に陳列されてるのを見た時
- 自社商品のプロモーションが大量陳列されているのを見た時
- 自身が提案した商品が店舗に陳列されてるのを見た時
- 自社商品のプロモーションが大量陳列されているのを見た時
- 売場を自身で演出し消費者が商品を購入するのを見た時
上記の中で自身で売場を演出した時の結果が良ければ、次回も小売店のバイヤーから売場を作って演出してほしいとお願いされる事が多いです。
POPやのぼりなどの販売促進ツールを使って目立つ売り場を作っていきましょう!
まとめ
食品メーカーの仕事内容は、食品問屋に対して商談する事が多いです。食品問屋の営業から小売店への商談に呼んでもらえるように、日頃からコミュニケーションを取っておくのが重要です。
小売店のバイヤーに対して価格交渉は避けましょう。
食品メーカーのやりがいは、売り場を自身で演出し目立つ売場を作ることもでき目立つ売場を作れば購入に繋がる確率が上がる。
売上結果が良ければ小売店、食品商社、食品メーカーの3者の関係良好が継続できます。