
採用面接でマーケティング職を希望してたけど営業部に配属された。
納得できず、マーケティング部へすぐ異動したい!
こんな悩みを解消します。
この記事ではこんな事がわかります。
- 新入社員の配属になぜ営業が多い!?
- 営業を経験するとどの部署でも通用する
- いつまで営業部に在籍したらマーケティング部に異動できるの?
この記事を書いている人

普通の営業マンがある日突然本社勤務へ異動。本社で営業全般の企画に携わりたいと希望を出し続け、営業実績を評価され希望通り本社へ異動を果たしました。

新入社員の配属になぜ営業が多い!?

営業は商売の基本
会社はモノを販売し利益を得なければ存続しません。
よって、営業は会社にとって最重要ポジションであります。
営業の仕事はノルマ達成など正直キツイ面もありますが、市場やお客を知る絶好の職種です。
社内では目標に追われ数字が未達になれば原因を問われたり、営業に行くとお客から無理難題を言われたりとマイナス部分が目立つ為に営業がイヤという人が多くいます。
逆に言うと営業の経験があれば、いざマーケティング部に配属されても営業の苦労や厳しさを知っているので営業が販売しやすい商品やサービスが作れたりしますよ。
営業からすると本当にありがたい存在になる訳ですね。
逆に営業経験の無い人がマーケティング部に配属されても机上の空論になりがちで、営業が売りやすい内容にならないことが多いです。
結果、商品も売れません。

会社は若いうちから商売を学ばせる為に、営業経験させるのがほとんど!
営業を経験するとどの部署でも通用する

営業を経験をするとモノの流れやお金の流れ及び情報の流れが解ります。
例えば、あなたがマーケティング部の新製品開発メンバーで「発売日から1週間経過したが予測より販売数が下回っている」というデータを見たとします。
販売数が伸び悩む原因を分析したり直接営業に聞いてみたりと、営業の経験が発揮できるのです。
例えば次のようなポイントを考えることができます。
チェックポイント
ターゲット層へのアプローチは十分なのか?などお客に向けての情報発信が不足している
商談資料の情報量や質は十分なのか?など社内の情報発信が浸透しきれていない
このように営業を経験していると、原因を分析しアクションに移すことも自然とできてきます。

営業の視点で物事を見れるのは強い武器になります。
いつまで営業部に在籍したらマーケティング部に異動できるの?


じゃ、いつまで営業部にいたらマーケティング部に異動できるの?
こう思うのは当然です。マーケティングの仕事をしたかったから入社したんだもんね。
正直言って、半年後なのか1年後なのかはわかりません。
でも目安って欲しいですよね!
営業成績で常に高い評価を受け、マーケティング部への異動届を出していることを上司も理解している前提で僕が思う異動の目安は、
2年です。
石の上にも三年と言いますが3年も待つ必要はないと思っています。
理由は、
- 2年もあれば営業としての経験や実績も十分
- 営業目線で物事が判断できている
しかし2年営業して実績も出せていれば、「このまま営業でキャリアアップしていこうかな」というマインドになっているかもしれません。
それでもマーケティング部への異動の思いが強く、会社から異動が出来ないと判断されたら転職の道も考ていいでしょう。
昔と違って新卒で入った会社を定年まで働く人は少なくなってきています。
スキルアップを目指して転職するのが当たり前な時代です。転職しなくても、いつでも転職できるだけのスキルがある人とそうでない人では普段からの行動も変わってきます。
自分自身の市場価値を知ることも大切です。
現在の年収と比較できる目安になりますので診断してみましょう。

まとめ
- 営業は商売の基本を学ぶ事ができ、営業の経験はどこの部署に行っても通用する
- 営業経験の無い人がマーケティング部に配属されたら、机上の空論でしか物事が見えないので言葉に重みがない
- 常に営業目線で物事を考える力が付けば最強
- 2年は配属された部署で実力をつけて、いつでも転職できる準備をしておく